2019.12.20
20191220 ちょっと待って
こんにちは、昨夜の酒がスッキリ抜けて絶好調の写真妻です。
今週も例に漏れず酔っ払って夜中に帰宅し明け方に台所の床で目が覚めて「ここどこ?わたし誰?うわっ酒臭」「寝袋かけてくれてた…あったかい…夫よありがとう…♡」挙げ句の果てに家の前に財布をまるっと落っことして朝イチでお隣さんに「落ちてますよー」と起こされる、とかね、もう意味がわかりません(中身は無事でした。私のバカ!)
みたいな状況を迎えたりしていますが、それはいつものことなのでどうか気にしないでください。
何てったって師走。酒の川を渡る季節。
と、いうかもう師走ですよ。ちょっと待ってよ。
前回ブログを書いて「上棟しましたー!」と喜んでたのが9月。そっからがあれ?あれれ?というほど早かった。
特にこの秋は、能登半島、福島、三浦、群馬、軽井沢、岡山、名古屋とやたら遠方に出張することが多かった。バタバタと東へ西へ、あちらの街で酒を飲み、こちらの街で泥酔し…、てな具合に秋が過ぎてゆきました。(と、ブログをサボってた言い訳をする)
そうこうしている間に、わが家の新築現場は着々と進んでおりまして。
どうやら年内には足場がとれるようです。
早い…とうとうこんなところまで。
早く完成が見たい、住みたい!と思う反面、
ちょっと待って、そんな急がなくていいよ、もっとゆっくりしてよ、と思っているわたしもいます。
今回わが家を作ってくれている木村工務店の若い大工さん。
彼がコツコツと丁寧に作業をされている姿を見ていると、じわじわとした幸せを感じるのです。
ずっと作っていてほしい。
もちろんそんな無茶な話はあり得ないわけですが、なんていうのかな、
わたしたちの家を、楽しんで、心ゆくまで作ってほしいし、彼が今後、立派なベテラン大工になった後でも、思い出してニヤニヤできるくらいの家にしてほしい。
もちろんそれは、現場監督さんにも、もちろん設計や今後始まる外構や庭の工事にも言えることで、それぞれの工程のプロの方々が、思い残すことができるだけ無いように、限りなく満足できるように、「楽しかった」「良い家を作った」と思ってもらえるように、どうぞもう存分にやってください、という気持ち。
若干、工期終盤ハイみたいな感じなんでしょうけどね。でも心から、そう思っています。
「家を建てる」という得難い体験、一生に一度かそこらしかないこの幸せな時間を、できるだけ味わっていたいのです。
ともあれ、そろそろ我々の側も気持ちだけでなく物理的な準備をしなくてはならない状況がやってきまして。
ここで目下一番問題になっているのは夫。夫の散らかし癖。
唐突にジャジャーーーン!!!初公開、禁断の、夫のアトリエ!!
クライアントの皆さま、どうか引かないで!!!
泥棒が入ったのかとお思いでしょうか。安心してください、これが平常時です。
これでもだいぶマシな角度でマシに撮ったんですよ。モザイクは夫による検閲です(表現の自由とは)。
後ろで夫が「営業妨害だ」とか言うてるけど知ったこっちゃありません。
何枚もある謎の板の下には何に使うのかわからない謎の道具や謎の空き箱。床面に散らばるよくわからない書類は棚から雪崩れており、普段滅多に使われない撮影機材が床一面に無造作に置かれ、足の踏み場がありません。奥の方に見える長い筒たちは実はあれ夫がかつて描いた絵画作品です。酷い扱いです。モザイクがかけられた左の棚にはぎっしり詰まったアクリル絵の具や謎の画材。おそらくもう使われることはありません。よく見りゃ網戸も外れっぱなし。しかもビリビリに破れてるやないか!なんじゃあこりゃああ!!!1!
…えーと、落ち着こう。平常心平常心。
ともかく、夫は広い床面があればその分荷物を広げて置いてしまうタイプです。
面倒なことは後に回し、従って片付かず、常に夫の周りはカオス。
わたしだって偉そうなことは言えませんし、そこそこ散らかってる方が落ち着く人間ですが、そのわたしからしてもこれは酷い。
現にわたし、夫のアトリエにはこの10年、どうしても必要な時以外は足を踏み入れていません。だって怖いんだもの。
もう何を言っても無駄。糠に釘、暖簾に腕押し、夫の耳に念仏。
そんな夫が、「今度の家、アトリエが狭いなあ」
とかなんとか言うてるわけですよ皆さん!!
ちょっと待てーい!!!!
何をぬかしとるんじゃあ1000000年早いわ!ちゃんちゃらおかしくって臍が茶ァ沸かすわ顔洗っておとといきやがれ!!!
と言うわけで、夫が改心しないと下手したら引っ越せません。物が入りきらない。
わーい!前途多難!
スミマセンうちの夫が!!
てなわけでいつもより感情の振れ幅大、テンションも高めなんですが、それもこれも師走だから。
飲み会続くし、何と言っても今週末は有馬記念ですよ。史上最も豪華メンバーと言われている今年最後の競馬の祭り。このレースを最後に引退する馬も多数。やだ泣いちゃう。
そしてそんな大事な日に、我々広島出張です。おそらく今年最後の出張、しかもクライアントも酒好き。
飲むよーー!!泣きながら飲むよ!
もはや酒の大河どころか酒の海を渡る勢い。
沈没しないよう、祈っていてください。
皆さんもどうか、ご無事で!