こんにちは、二日酔いの写真妻です。
またか。ええまたです。
何度も言いますが、「酒がうまい家」なんです、我が家。
自宅で痛飲できるって良いですね。
すぐそこに布団がある。いつでも寝られる。安全!
あの頃のように道で倒れて「事件」になることも、きっともう無いのでしょう(遠い目)(ほんまか)。
あ、ちなみにこの飲み会の時に例の映像を収録したんです。
テイク数を重ねるうちにビールの空き缶が増えてゆき、ワインも一本空き、夫の顔はどんどん真っ赤に。
…どうもスミマセン、うちの夫が。
ところで先日の雨。豪雨。
各地で甚大な被害が出て、大変痛ましいことになっていますが、我が家のあたりも2時間あたり100ミリという、そこそこ危険な降水量でした。
山の雨、想像以上。
一番ひどかった日の早朝5時。
わたしは各地の被害状況が不安でなかなか寝付かれず、ようやくウトウトし出したころに、夫に叩き起こされました。
見ると庭が池!
あれ?ここは湖畔?湖畔のコテージ??
なんて一瞬優雅な気持ちになりましたが、すぐさま現実に引き戻されます。
山の斜面と切妻屋根からの滝のような雨水で、庭が池に。
夫は気が気じゃない様子でずっとデッキをうろうろしています。
雨水会所に溜まる落ち葉を絶えず拾い集めたり、吹き込む雨を気にしたり。
よく台風の時にダメって言ってるのに田んぼとか見に行っちゃうおじいちゃん、いますよね。そういうタイプです、夫。
屋根から流れ落ちる雨水を頭から受け、まるで滝行の修験者みたいに全身ずぶ濡れになった夫を見て、このままではいけない、と思いました。
結果的には家も夫も無事でしたが、今後こういう集中豪雨が増えると予想されるので、なんらかの治水が必要です。夫の安眠のためにも。
しかしながら、この雨も、今のこの家の一つの要素。
雨に脅えようと、虫が凄かろうと、この家を建てて、この暮らしを選んで良かった。
毎日そう思いながら暮らしています。
大げさじゃなく。
この家に暮らし始めて、ますます自分たちの生活を、人生を愛せるようになりました。
「家をつくる」ことは、自分たちの価値観、何が好きでどうやって生きてゆきたいのかをできるだけ具体的に想像し、切望し、それを伝え、形にすること。
良い家です。大好き。
関わっていただいた皆さんに、今更ながら本当に感謝です。
さて!そんな我が家が!新建築住宅特集8月号に載りました。
撮影は夫。セルフ竣工写真です。
自宅なので、好きなだけ光や雲、風を待って、贅沢に(しつこく)撮影ができました。
矢部さんの文章もネーミングも冴え渡っています。
何せ
_人人人人人人人人人人人_
> サ サ ハ ウ ス <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
6月の、美しい風と光の中で撮った幸せそうな我が家の写真。
よろしければ是非、ご覧ください。