こんにちは、超忙しい写真妻です。
数年前まで「世界一ヒマな夫婦です」とか言ってたくせに、とか思ったそこのあなた。
相当ツウですね。わたしのこと好きでしょ。バレてますよ。
いや本当に忙しいんです。なんせ春だから。
この季節、山や庭の植物や動物が次々に目覚め、動き出します。
こないだまでヤマザクラやウワミズザクラが咲いていたのを眺めながら酒を飲んでいたかと思えばもう小さな実が落ちてくるし、あっという間に雑草が生い茂り、隣の空き地にイタドリやツワブキを見つけては摘んで酒の肴にしたり、デッキのビニールを剥がしたり、今年もクヌギやコナラが花を落とし、毎日毎日掃除に追われ、手に豆ができて潰れるほど箒で掃いて疲れて昼から酒を飲み、ようやくそれがおさまったかと思ったらもう蚊が出始め、謎の虫が大量発生し、右往左往しているうちに猫の額ほどの菜園ではスナップエンドウが実りはじめ、早速それを摘んで酒を飲んだり…
とまあ、こんな感じで超忙しいのです。
酒を飲む話がしょっちゅう出てくるのはもう仕様なので諦めてください。
そんなこんなで。
この度、『別冊太陽』になんと我が家が掲載されました。
えらいこっちゃ。
別冊太陽なんて、もう10代の頃から憧れの雑誌です。
あんな特集、こんな特集、それぞれに胸をときめかせてどれだけ読んだことか。
そんな雑誌にまさか我が家が、我々が載ってしまうとは。
それだけでもう、感涙に咽んで酒をあおる手が止まりません。
『特集 小さな平家に暮らす もしも私が家を建てるなら』
表紙からして堀部安嗣氏のスケッチ。巻頭特集は庄野潤三邸と堀田善衛邸。
ページを捲るたびに、錚々たる平家住宅での美しい暮らし。
な、なぜ我が家が選ばれたのだ…
と若干びびってまた酒をガブガブ飲んでしまいます。
それくらい素晴らしい紙面です。
どれどれ
チェックチェック
タラとイクラももちろん出ています。
我が家の記事を書いてくださったのは長井美暁さん。
取材の日は矢部さんも来てくれて、我が家で酒を飲みながらお話をし、飲み足りないってんでそのままコトバノイエへ行って皆んなでたくさん飲んでたくさんお話をしたのでした。
その甲斐があったのかどうか、とてもとても良い記事を書いていただきました。
記事の中のわたしたちがとても楽しそうで、幸せそうで。
「家が欲しい」と願ってからの日々も、いまの生活も、実際にとても楽しくて幸せで、それが伝わったようで。
初めてお会いしたのに、そんなふうに感じていただけたことがとても嬉しい。
やっぱり一緒に飲んだからかな。後半はいつものように記憶が曖昧なんだけど。
いやあ、やはり酒は良い。とても良い。
どうもありがとうございました。
我が家の記事の写真は今回も夫が撮りました。
人物コミの写真を、ということだったので、セルフタイマー握り締めながらの演技。
わざとらしいぞ、夫よ!
ところで今回、夫も「掲載されました」写真を、わたしとは別テイクで撮影していたのですが、
やはり
あの粉を使用していました…。
やめて…ねこたちをマタタビジャンキーにするのはやめて…!
相変わらずズルいぞ、夫よ!
『別冊太陽』
見かけたら是非、お手に取ってくださいね。