NOTES

2018.02.12

20180212 何処へ行っても

こんにちは、感慨しきりなうの写真妻です。

何故かってそれは今やっと、夫が机の上の片付けを始めたから。

 

机の上、そこには夫が1年にわたって積み重ねてきた書類の山があります。

やっとです。夫。

何しろそこを片付けないと、確定申告の書類やレシートのファイルに辿り着けないのです。

この10ヶ月ほど、なだめたり脅したり叱ったりしましたが夫の耳に念仏。

そんな夫が、やっと。

 

それはそれは、感慨深いものがあります。

さぞ今夜の酒は美味いだろう。

 

…まだ片付け「始まった」ばかりですけど、ね。

 

 

 

 

 

さて。

先日、ベトナムへ行って来ました。

 

 



 

中部の都市ダナンを拠点に、ランタンの夜景で有名なホイアン、古都フエなど。

以前のインドヴァラナシの時のように恐れ慄くこともない、気楽な旅です。

夫はこの旅のために機動力重視のカメラを新調したようです(ええ、もちろん事後承諾です)。

写真妻はiPhoneですが。

 

 

毎日あほほど歩き回りましたが、観光やショッピングにはまるで興味がわかない我々。自然と足は街の奥へ。

 









 

街の人びとの、生活の風景。

 

バス移動中の車窓からも。

これがとても楽しい。

 


















 

雨の車窓もたまらなく良くて。

 











 




 

ずっと見ていたかった。

 

世界中、何処へ行っても我々、やっぱり好きな風景は変わりません。

人の、街の、営みの風景。

 

今回も、たくさんの景色に出会えました。

 

 

 

え?なんですって?

いつものアレがないじゃないかって?

 

ご安心ください。飲んでますし食べてます。

 






 

やーベトナム、食べ物が美味しくて美味しくて。何食べても美味いんです。

裏通りの老舗家庭料理屋から屋台のバインミーの夜食、街の人でいっぱいの食堂でブンチャーカーの朝ごはん。

三食ずっとベトナム料理でも全然飽きません。もちろんお腹も壊さず。

こういう「飯ハイ」みたいなんはインドの「三食ずっとカレー」でも味わいましたが、旅の醍醐味の一つですね。

で、ベトナムはビールがうまい。

特にお気に入りはラルーっていう地ビール。ガブガブ飲みました。昼から。

最の高です。

ベトナムありがとう。また来るよ。必ず。ねえ夫よ。

 

 

 

と、いうわけで帰って来まして、夫が机の片付けを始めた今夜の晩酌は、干物と明太子、白菜のお浸し、味噌汁と白米。そして日本酒です。

旅先は旅先の飯と酒、そして帰って来る場所はやっぱりここ。

 

旅先の鮮やかで賑やかな色彩と、日常の淡い、静かな色あい。

どちらも豊かで、美しく、愛おしいのです。

© 笹の倉舎.