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20190922 とうとう上棟

UPDATE : 2019.09.22

こんにちは、風邪っぴきの写真妻です。

風邪やらなにやらでヨレヨレの日々。

確か去年も夏の終わりはこんな感じだった。鬼門ですね。季節の変わり目。いや、歳か…

夫にはいつも以上に負んぶに抱っこ、あれこれと面倒を見てもらっている日々です。

すまないねぇ夫よ。私が不甲斐ないばっかりに。

あ、おかげで何と、ここんとこ酒を控えています。凄いだろう。エヘン。

 

 

 

そんなこんなで、わが家、無事に上棟いたしましたー!

 

 

思えば夫の呪われた雨体質に悩まされてなかなか棟上ができず、やさぐれていた8月末。

もうこのまま完成しないんじゃないかと思うくらい。

よかった、本当に良かった。

関係者一同、心からホッとしています。

 

 

棟上げが行われたのは9月2日。

実はこの日からわたしたちは一週間ぐらい関西を離れる予定でした。

当日は朝から綺麗な青空。秋晴れです。これは嬉しいね、ばっちり棟上ができるね!

よーし、出発ギリギリまで大工さんたちの棟上作業を見学、撮影するぞ!

と早朝から家を出て行った夫。

中島くんも駆けつけてくれてカメラ2台体制です。

 

ところが夫が到着するころにはなぜか黒い雲に覆われる現場付近。

いよいよ大工さんたちの作業が始まり、撮影機材をセットする頃にはポツ、ポツ…と。

遅れて家を出たわたしが現場に到着する頃には、傘をささないといられないくらいの土砂降りになっていました。

 

もうお約束ですね。漫画か。飽きたわ、流石に。

 

…じゃなくて。あかんやんか夫よ!!

なんてこった、どうしよう。

 

 

そ、そうだ、とりあえず夫を遠ざけよう、この場から。

逃げるのだ…!

 

 

と、大工さんたちへの挨拶もそこそこに、後の撮影を中島くんに丸投げし、這々の体で現場を後にする我々夫婦。

 

いいのか??こんなんで。

棟上の日まで雨なんて!

 

とクヨクヨしていたら、大工の友人が

雨の日の上棟はかえって縁起がいいんだぜ。「福が降り込む」っていうし。

と教えてくれました。

う、嬉しい。

この際、迷信だろうが駄洒落だろうが何でも嬉しい。

助かったな、夫よ。

 

 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 

 


 

 


 

 

という感じで、我々が関西にいない数日の間に、無事に家の骨格ができ、棟も上がり。

 

 

そうこうしているうちに、9月12日の上棟式を迎えます。

当日は晴れ…ていたのですが、現場に着いた途端、またも唐突に黒い雲が天を覆い怪しげな風が吹き始め…ましたが、来賓のみなさんの日頃の行いのおかげか、何とか事なきを得ました。

 

 


 

 

 


 

 

 

総勢27人。

大工さんや手伝いさん、現場監督、そして木村社長、などなど木村工務店の皆さん。

建築家の矢部さんご夫妻や構造設計の方々。

大事なデッキと庭(山)をお願いする家谷さん。

建築家不動産のみなさん。

家を建てるきっかけをくれた、コトバノイエの加藤さんご夫妻。

諸々お世話になった友人たち。

そんな感じの面々で、念願の、酒の席。

皆が皆、示し合わせたように美味しそうな酒を手に持って(ヒイヒイ言いながら)山を登って来ます。

 

 

みんなで囲んだこの長いテーブル!

壮観です!

部屋を隔てる壁を作る前だからこそできる、長い長いテーブル。

この風景は、今しか見ることができません。

 


 

 


 

 


 

 

 


 

 

楽しかった!

 

きっといい家になりますよ。

いい家に、します。

 

 



 

 

そうそう、夫はこの日、半年来の宿願を果たしました。

そう、地鎮祭の日、言うことができなかった「エイッエイッエイッ」。

大工さんに掛矢まで借りて。やっぱりへっぴり腰で。

上棟式にこんな作法はありませんが、ま、いいか。

楽しそうやし。

これで氏神様もお許しくださるといいな(涙声)

 

 


 

何だかよくわからないけれど、良かったね、夫よ。

 

工期もあとのこり半分。無事にすすみますように。

 

 

(★印の写真 撮影 中島彰悟)