2024.01.10
20240110 「出づる」
こんにちは、最近ひとり酒の写真妻です。
夫が酒に付き合ってくれないんです。
寂しいもんです、ひとりで飲む酒は。
ついつい酒量が増えますよね。そりゃあもう仕方がない。
どうせなら独り占めでたくさん飲んじゃえ。わーい!ひとり酒さいこー!
2024年がはじまってはや十日。
年の始まりから騒々と色々なことが起こりました。
被災された方々の生活や心、あの美しい能登や北陸の風景が、いちにちも早く平穏を取り戻すことを祈って止みません。
我々夫婦(主に夫)も何と正月早々にインフルエンザを発症。
二年連続、寝たきり正月です(主に夫が)(そのせいで夫は酒を控えているのでした)。
なんてこった。
ほんまスミマセンうちの夫が…
暮れから元日の昼くらいまではまだ無事だったので、酒のアテの準備や正月の飾り付け、元旦恒例の家族写真撮影からの宴会→ねこたちと皆んなでソファで寝落ち、まではいつも通りだったのですが…。
でもね、見てください、今年のお正月飾り。
今年もハナノエン野田さん(大好きな作家であり、偉大なる酒飲み友達です)の最高にイケてる祝いの藁人形です。
なんとなんと、今年は舌を出している!
(以下野田さんの紹介文から)
「 (^θ^)
力が出づる。
舌は人体の中心という考え方があり、古くから舌を出す行為は、口からエネルギーを吐き出す様と考えられてきました。また、転じて邪気を避ける鬼瓦の表情の一つにもなっています」
まさにこれ。
そしてまた、
「 『出づる』
少しずつ色々な再開を果たし、まだ慣れない外の光に目がくらむようなこの頃。 包まれていたものから『出づる』様子をお飾りに託しました。いかなる事にも、通り抜ける出口があると願い、実り来る年を祈ります。」
心も身体も騒々と辛くて伏せっているとき、この言葉が光のように感じられました。
わーーー、勇気が出ます。頑張るぞ。
何を、かはこれから考えます。
とりあえず、自分が、わたしたちができることを。
先ずは身体を治してから(主に夫よ)(はやく一緒に晩酌しようね)。
舌を出して、笑い飛ばして、ROCKな感じで、何なら中指とか立てちゃったりもして。
スタートでちょっと転けちゃった我々夫婦だけれど、負けずに今年も走り出します。
皆さまどうか、こんな我々を今年もよろしくお願いします。
20240110
笹倉洋平 淳子 タラ イクラ