こんにちは、ずっとブログをサボっていたくせに、師走に入って意味も無く焦り出している写真妻です。
師走、好きです。
このあたふたする感じ、皆がわーわー焦っていて、あれもこれも片付けないといけないしイベントはいっぱいあるし飲む口実には事欠かないし、あれ?なんで焦ってんだっけ?…まぁいいか、もう飲みましょう飲んでしまいましょう的な日々。
愛すべき滑稽さ。
さてそんな師走の直前に、榊原節子さんと阿曽芙実さんの「関西建築新人賞を祝う会」にて、夫がどういうわけか集合記念写真の撮影をすることになりまして。
これが我々にとってはエライコッチャな出来事です。
なんせ。ご存知の方も多いかとは思いますが、夫はそういうときに必ず、 か な ら ず 滑るのです。
かつて一度同じような集合写真の撮影機会がありましたが、そのときも
「行きますよー、3、2、1、キムチー!」(←某イベントアジア大会ということで)
……ものの見事に会場を凍り付かせてくれました。
普段の撮影でもモデルが入るとなるとしょーもないことを口走り、モデルさんの顔を引きつらせる始末。
これはもう特技と言っても良いのではないでしょうか。スベり芸。
だから今回の撮影も、わたしは一週間前からもう心配で心配で。
いろんな人に相談するも、「それはもうしゃあない」「滑ってこその笹の倉舎や」「耐えろアツコ」
挙げ句「これはもうパンツ一丁で登場やな」「いや裸に大人用オムツや、インドのときの余ってるやろ?」
などと非常に貴重なアドバイスまでいただき、かえって不安が増大した状態で当日を迎えました。
当日は。綿業会館の美しい広間で、受賞された榊原さんと阿曽さんを囲む華やかで和やかな祝賀ムード。
とても夫がパンツ一丁で登場!なんて雰囲気ではありません。
緊張のあまり顔を引きつらせ、ノンアルコールで夢遊病のようにふらふら歩きまわる夫を見ていられず、わたしは酒ガブガブ。家谷さんにすすめられるままに日本酒ラッパ飲み。
飲まずにやってられるか!酒や酒や!
で肝心の撮影ですが、直前にストロボの位置をどうするかでテンパって頭が真っ白になった夫がやけくそになったおかげか、どうにかこうにかあまり悲惨なことにはならずにすんだようです。
というのもわたしは酔っぱらっていたのであまり覚えていないんですエヘ。
「あんまし滑らんかったから逆におもんなかった」と言われるくらいには無事だった模様です。
良かった…泣
爆笑はしないまでも皆さんにこやかに笑っていた写真をみて、どうにかこうにか胸を撫で下ろしました。
しかし。笑いの神様はやはりお怒りになっておられたようです。
しかも夫ではなくわたしに、災いが降り掛かってきました。
なんとか終わってホッとして、さあ明日も早いからと早々に寝ようとしたわたしを襲った猛烈な胃腸風邪。
ごめんなさい許してくださいスミマセンうちの夫が。
次は必ず裸オムツでやらせますから。
…え。ただの飲み過ぎ?
榊原さん、阿曽さん、おめでとうございました。写真、気に入っていただけるかな…